2023年9月30日　なかなか終わらない夏が終わりました。

冬に続いて中電さんの節電プログラムに乗っかり、
夏の節電活動に取り組みました。
それでなくてもサマーシーズンは、重負荷時間帯割増という
サディスティックなプレイ料金がやってくるので、待ったなしです。

今回の節電ポイントは、
暑い夏を逆手に取って、風呂が冷めないメリットを生かし、
めっき浴のヒーター出力を減らすor止める工夫、
さらに空調エリアと稼働機台をもう一段絞り込む。
結果、７月～９月の３カ月間の延べ電力使用量は、
昨年同期対比で▲30Mwh、▲18％削減を達成。
この間の製版本数は、
おかげさまで昨対+0.2％をキープしましたので、
電力原単位でも▲18％の改善を実現できました。

電気を始め水、エアーなどのユーティリティは
目に見えないんで使ってる意識は、とっても低い。
スイッチ捻ればいくらでも湧いてくる。
しかし、その裏では、くるくるメーターが回っているし、
月末には目の玉飛び出る請求書が来て、
ガッツリ持っていかれる。
特に節電って、これやらなきゃ命がないとか、給料払えんとか、
即死につながる切羽詰まった感がないだけに、
ひとりひとりが、とことん
経済的合理性を追求するアスリート根性を持って、
取り組んでいかなきゃ、なかなか目に見える効果は出ません。

その意味でこの夏の電気代は、
円安で原材料が高止まりする中、ホッと一息つける、
誠、ありがたいものとなりました。