貨物列車の如き長尺ゆえ搬出までが一大イベント、あとはクレーン一気積み。三十余年、お世話になりました。
本日、ヘリオ1号機を撤去し、8号機の設置が完了しました。
8号と言っても8台持ってるわけではありません。
1号K304は今回スクラップとして売却、
3号K500は昨年お釈迦で部品取り用に安置、ですので、
1減1増でヘリオ6台体制は変わらずです。
しかし奇しくも、
ONが引退し、背番号1と3が永久欠番となった後を、
8マン原辰徳に託す。
まさに古き良き時代の読売巨人軍を彷彿とさせるタスキ渡しに
高揚感は隠せません。
8号機を背にして二年連続のツヅキさん。今年はマスクを外してグータッチ。
社長就任おめでとうございます。
思えば発注した頃とは世の中が様変わりしました。
この半年でニュースの主役は、
コロナからゼレンスキー劇場を経て物価高へ、
ちょっとだけ参院選を挟んだら、今週は熱中症節電づくし。
ドル円は137円にタッチ、ユーロは142円です。
ヘリオさんから、半年前に買ってよかったですね、と言われました。
3年前にキュービクル更新しといてよかったね、
池戸電気さんからは、今もお会いするたびに言われます。
今の製版日照りでは余剰設備であります。
しかしヘリオ彫刻機は、買えば20年使える
信頼性の高い、極めて時間割引率の低いアイテムです。
将来必要なものなら、
ひとつひとつ地道に更新していく。
タスキ渡しのタイミングが明暗を大きく分かつ、激動の乱世がやってきました。