2022年1月24日　彫刻機を更新します。

本日スプリントヘッドなしよで、裸のヘリオK5を発注しました。
K5は2019年６号機、2021年７号機に続く３台目です。

ただ今TUK搭載のK304が２台、現役で稼働していますが、
1990年の導入からの30年選手。
長モノゆえに躯体の精度維持と品質確認に手間とコストがかかる、
ワンオペに適さない、のが難点です。
頼みのTUK化も結局、無敵化ではなくて、
改造から数年経過でDA基板ガーっ！と電気系トラブルが出始めました。

振り返ればK304は、
オパール貼ってのスキャニングから始まり、
高速化の提案受けてノーマル4Kからスピード5Kに改造、
フィルムレス移行で5インチMOの登場、
ヘリオさんにスピードが見捨てられ、カネ積んでノーマルに戻す、
面倒見れないとMコン切り離してTUK改造と、
グラビア製版がアナログからデジタルへ変遷し行く時代に揉まれて、
幾たびか姿カタチを変えながらも
いつもロトの中心を歩んできた愛着あるマシンです。
動くならなら廻しちゃおうぜ、となるのが人情ですが、
何事も永遠はあり得ず。
ズルズル延命先送りはやめて、
K304を１台出してK5を買っちゃえプラン、に決めました。

新台の導入予定は7月です。
昨年はスエズ運河凍結のイベントがありました。
今年は今年で、黒海周辺でキナ臭い動き。
ロシアのガスなくして、脱炭素原理主義のドイツが
まともにモノづくりできるのかな、と
予断を許しませんが
無事日本に到着した暁には、
K5シリーズ×5台＋K304×１台の６台体制に生まれ変わります。